勝手に師匠と弟子と書いていますが、長屋先生が後藤先生のことを頼りにしている感じが端々から伝わってきて、お二人の良い関係性が和やかでリラックスできる空間の源になっているのだろうと感じます。
リハビリの内容はユニークで、1960年代からある治療手法と、2015年に販売が始まった装着型のロボット「HAL」を組み合わせることで、身体に本来備わっている動きの再獲得を目指していきます。
こちらではスポーツリハビリも同じ施設内で提供されています。幅広いお悩みや症状、年代の方と向き合ってこられた経験豊富な長屋先生は優しいお父さんのようで、ついなんでも相談したくなってしまいます。
施設のPRポイント
①岐阜県唯一※のボイタ認定セラピスト
※本施設調べ
ボイタ法は、うつ伏せや仰向けなどの姿勢で、身体の特定の部分に優しい力で持続的な刺激を与えます。それによって理想的な筋肉の活動を促し、本来の身体の使い方を取り戻すことを目指すものです。
無理に関節を動かしたり強く圧迫したりということは全くありません。筆者も少し施術を体験させていただきましたが、筋肉への刺激ではなく骨の一部分に軽く指を置かれている感覚でした。しばらくそのままの状態でいると、本能的に動いていきたい方向はあるのに、自分の身体の中で硬い部分があってそれが邪魔されているような感じを受けました。本来は下半身から骨盤、脊柱、肩甲帯、腕や手、首、頭と、部分部分が連動することでスムーズに運動ができるのですが、筆者も含めそれが行えることのほうが少ないのかもしれません。でも何回か継続することでスムーズな動きに近づくのではないか、という期待感がありました。
技術を高めるためにボイタ法の講習を受けている人同士でよく施術し合うとのことですが、その翌日は体調が良かったり運動のパフォーマンスが上がったりする(長屋先生の場合は草野球でホームラン連発だった!)のだそうです。
②神経ー筋肉の再プログラミング
こちらの施設では、多くの方に対してボイタ法と併せて「HAL」という装着型マシンを活用されています。
ヒトの身体を動かそうとした時、脳は筋肉に対し神経を通して信号を送ります。HALはその信号を検知して、意図している運動と同じようにマシンを動かします。HALを装着した状態では、自分で動かそうと思った時にはすでにマシンがその動きを助けてくれているような感覚です。関節を曲げ伸ばしするときにどうやって力を入れたら良いか分かりにくい方、ほんの少し動くけど実用的ではない状態の方、動かそうと思うと他の部分まで力が余分に入ってしまう方などは効果を感じられるかもしれません。装着することで繰り返しの運動が行え、疲れやすい方でも量を担保できるのもメリットといえます。ただ、関節拘縮のほか、高次脳機能障害などで運動の意図を理解するのが難しい場合など、HALが適用外となるケースもあるため、体験時などに確認すると良いと思います。
肘関節用、膝関節用、足関節用のマシンがそれぞれ用意されており、運動する部位や回数、ボイタ法との配分などは、状態に応じてオーダーメイドで決定されます。
③効果的なフィードバック
HALの活用も含め、リハビリの効果をその場でフィードバックすることを大切にされています。フィードバックは、日本語で「反応」と訳されます。リハビリの場面では、意図を持って運動を起こし、その結果(反応)が意図した通りのものである場合はそれを反復、誤差がある場合は修正しながら意図した運動に近づけていく、といった意味で主に使われる言葉です。運動の結果=反応はさまざまなかたちがあり、見てわかる情報の他に動かした本人にしかわからない感覚も含まれます。
こちらの施設は広いスペースを活かして歩行路(直線で10m以上)や大きな鏡が設置されており、雑然としていないため自身の姿勢や動きの変化に集中しやすくなっていると感じました。また前述のHALは、筋肉への信号を波形で確認することができるため、どんな力の入れ加減でどのくらいの信号の大きさになっているのか、動かす方向を切り替える時に上手く力を抜くタイミングが作れているのか、といった情報がリアルタイムでわかるようになっています。
なんとなく楽になった、だけではなく、その結果姿勢や動きがどう変化したのかまでわかれば、リハビリ以外の時間の中で何に気をつければ良いか意識しやすくなります。また、力の入れ加減や抜き加減が視覚的にわかることで、少しずつ動きに無駄がなくなり連続的な動きがしやすくなっていきます。見やすいフィードバックは継続するモチベーションにつながる秘訣だと感じました。
サービスについて詳しく見る
Aさん(40代男性)
杖を使って歩けるようになった。家の中を数歩ですが歩けるようになった。姿勢が良くなり、動きもなんとか前のようにできることも多く、脳出血してから暗い気持ちだったのが最近では前向きになってきました。
Bさん(60代男性)
麻痺側の足が上がるようになり、半歩の歩行が一歩になった。意識すれば姿勢も短時間保てるようになった。最初は緊張したが、通い慣れると施術を行うことと先生に会うのが楽しみになった。何もしなかったら悪化していただろうと思うが、通うことで良い方向に変化が見られて良かった。
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料金プラン
¥5,000
(1回90分)(税込)
ご契約前にまずはお試し
¥23,000※
(1回120分)(税込)
※割引適用後価格
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全体の回数や頻度は、目標や身体の状態によって柔軟に対応してくれるので、直接相談するのが安心です。
施設情報
施設名 | リハビリZONE岐阜 |
定休日 | 日(営業カレンダーを見る) |
所在 | 岐阜県岐阜市薮田南1−8−4(地図を開く) |
最寄り駅 | 西岐阜駅(1400m) |
駐車場 | あり(5台) |
バリアフリー対応 | あり |
支払い方法 | 現金、銀行振込、クレジットカード、QRコード決済 |
WEBサイト | https://rehab-zone.jp/ |
電話番号 |
その他施設特徴
個室 | なし |
スタッフ数 | 2名 |
返金制度 | あり |
歩行スペース | あり(約12m) |
ロボット | あり(HAL) |
認定・専門療法士 | なし |
民間資格 | あり(国際ボイタ協会認定ボイタ法セラピスト・3学会合同呼吸療法認定士) |
その他 | 送迎あり(条件付き・有料)、訪問リハビリあり(条件付き) |
営業カレンダー
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10:00 – 18:00 | 10:00 – 18:00 | 10:00 – 18:00 | 10:00 – 18:00 | 10:00 – 18:00 | 10:00 – 18:00 | 休 |
初回ご利用までの流れ
①お問い合わせ
ホームページの問い合わせフォーム、お電話にてリハビリ体験プログラムをお申し込みください。
②ご予約
体験の希望日やお身体のことを伺い、日程調整を行います。
③体験
カウンセリング、リハビリ、効果のフィードバック、プランのご提案まで行います。
数日から1週間程度を目安に次回のご予約をお勧めしております(希望されない場合はその旨をお伝えください)。
※ご利用に関するお問い合わせは、施設へ直接お願いいたします。