施設ページは続々アップ予定。サイト更新時にLINEでお知らせします。

自費リハビリ検索サイトピタリハとは?

脳卒中の後遺症がある方のための自費リハビリ施設の比較・検索サイトです。
実際に足を運んでみないとわからない情報
 ー例えば所属セラピストの技術や想い、
使用している医療機器、施設の雰囲気などー
その施設の特徴を表現することにこだわります。

ピタリハの特徴

  1. 都道府県を選択することで、簡単にお近くの自費リハ施設を検索できます。
  2. 各施設の特徴を選択することによっても検索可能です。
  3. 現地取材による生の雰囲気やスタッフの想いを紹介しています。

単なる情報リストではなく、要望や状況に応じて皆さんがご自身にピッタリの施設を直感的に探すことができるサイトを目指しています。

施設詳細ページは随時更新予定です。更新時にお知らせいたしますので、
ぜひLINEの友だち登録をしてお楽しみにお待ちください。

申込む前にちょっとみて。自費リハビリの選び方や注意点

脳卒中後遺症を抱える方にとって、リハビリは日常生活を改善するために不可欠です。しかし、保険適用のリハビリには期間や回数の制限があり、満足のいく機能回復が難しいことも。

そこで、注目されるのが自費リハビリです。本記事では、脳卒中後遺症を持つ方やそのご家族向けに、自費リハビリの特徴、料金、施設の選び方、違法な自費リハビリのリスクや医療費控除のポイントについて詳しく解説します。

また各保険制度との違いはYoutubeで解説されています。

Youtube:「医療保険」「介護保険」「保険外リハ」の違い

自費リハビリとは?保険適用リハビリとの違い

自費リハビリは、健康保険が適用されず、全額自己負担で行うリハビリサービスです。保険適用リハビリとの大きな違いは、回数や期間の制限がないため、より長期的なケアが可能である点です。

保険適用リハビリとの違い

 

 

 

 

自費リハビリはどこで受けられる?施設選びのポイント

自費リハビリを受ける際には、信頼できる施設を選ぶことが非常に重要です。特に、脳卒中後遺症のリハビリには専門的な知識や技術が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本理学療法士協会HP:認定・専門理学療法士制度について

日本作業療法士協会HP:専門作業療法士とは?

日本ボバース研究会

川平先端リハラボ

最新機器を使用しているか

脳卒中後遺症のリハビリには、歩行分析装置やロボットリハビリ機器など、最新のテクノロジーを使用する施設が増えています。これらの機器を活用することで、より効果的なリハビリが可能になります。
脳卒中後遺症など神経に関係するリハビリテーションはここ10年で飛躍的に発展しました。
特にテクノロジーの発展によるロボットリハビリの発展には目覚ましいものがあります。
導入するにも大きな設備投資が必要ですが、これらの機器は脳卒中後遺症を改善するために必須とも言える反復運動に適しています。療法士の手だけでは限界がありますし、人の手では再現できない動きもあります。人の手で動かすところ、ロボットで動かすところ、使い分けができる施設が優れた施設とも言えると思います。
また近年では比較的お手頃な最新機器も法人向けに販売されてきています。小規模な施設でもこれらを機器を織り交ぜながらアプローチすることで高い専門力を提供しているところもあります。

歩行分析システムAYUMIEYE

歩行学習ロボットオルソボットOrthobot

装着型サイボーグHAL

片麻痺専用杖 Paracane

自費リハビリの料金と医療費控除

自費リハビリの料金は、保険適用のリハビリと比べて高額になりますが、一定の条件を満たせば医療費控除の対象になることがあります。

自費リハビリの料金相場

自費リハビリの料金は、60分あたり1万円から15千円程度が一般的です。ただし、施設や提供されるサービスによって料金は異なり、90分や120分のコースがある場合もあります。
またVip層を対象とした超高額(60分5万円前後)のサービスもあり、訪日外国人などのメディカルツーリングを目的とした方々を対象としていることが多いです。
また近年では医療機関が行う自費リハビリ等も増加しており、再生医療など保険外サービスと自費リハビリを組み合わせたサービスもあります。(骨髄由来幹細胞点滴1回150万円程度)

医療費控除の条件

自費リハビリの費用が医療費控除の対象になるには、いくつかの条件を満たす必要があります。主な条件は以下の通りです。

  • 医師の指示や診断書があること
  • 医療目的でのリハビリであること
  • 領収書や診断書などの証明書類がそろっていること

医師の指示のもとで行われるリハビリであれば、確定申告を通じて一部費用が還付される可能性があります。必要な書類を揃えて、しっかりと申請することが大切です。

医療費控除についてはこちらで詳しく説明しています。

違法な自費リハビリに注意!安心してリハビリを受けるために

自費リハビリは違法ではありませんが、注意すべき点があります。中には、法律に抵触するようなサービスを提供している施設もあるため、事前の確認が必要です。

違法となる自費リハビリのケース

以下のようなケースでは、違法になる可能性があります。

リハビリテーションや理学療法・作業療法と称して施術を行っている場合

理学療法士や作業療法士による施術は、医師の指示のもとで行われるべき医療行為です。医師の関与がないままこれらの行為を行うのは違法となります。

診断行為を行っている場合

診断行為は医師のみに許可されている行為であり、リハビリ施設が診断を行うことは違法です。

過剰な広告表現をしている場合

  100%治る」「絶対に回復する」といった効果を誇大に表現する広告は、景品表示法に違反する恐れがあります。リハビリの効果は個人差があり、必ずしも全員に同じ結果が得られるわけではありません。

違法行為を避けるためのポイント

自費リハビリ施設を選ぶ際には、ホームページやSNSで発信されている内容に注意しましょう。信頼できる施設を選ぶためには、次のようなポイントを確認してください。

診断行為や過剰な広告をしていないか

  診断行為を行っている施設や、「必ず治る」といった表現を使っている施設には注意が必要です。改善します。治します。良くなります。といった表現も注意が必要で根拠が必要です。少なくとも自社データを取得していて、学会で発表していたり、論文にしているなど科学に基づいた活動の上での発言か否かを確認することをお勧めします

国家資格を有したスタッフが在籍しているか

理学療法士や作業療法士など、専門資格を持ったスタッフが対応しているかどうかを確認することが重要です。中にはあまり知られていない民間資格などを肩書きに自費リハビリを運営されている方もいますが、あまりお勧めはできません。

厚生労働省が医療法における病院等の広告規制について通知しています。

自費リハビリのメリットとデメリット

自費リハビリのメリット・デメリット

自費リハビリのメリット

  1. 自由度の高いリハビリ:回数や期間に制限がないため、長期的にリハビリを受け続けることが可能です。
  2. 専門的なケアが受けられる:資格を持ったプロフェッショナルによる高品質なリハビリが期待できます。

自費リハビリのデメリット

  1. 経済的負担が大きい:自費リハビリは全額自己負担となるため、費用が高くなりがちです。
  2. 違法なサービスに注意が必要:一部の施設では、違法なリハビリを行っている可能性があるため、慎重な選択が求められます。
  3. 病院で優秀な療法士が担当した方はラッキー:これはデメリットとは言えないかもしれませんが、病院にはごく稀にとても優れた療法士がいます。担当を選ぶことはなかなかできませんが、病院で優れた療法士に担当してもらえた方はその方以上の優れた療法士を見つけることはなかなか難しいかもしれません。

まとめ

脳卒中後遺症を持つ方にとって、自費リハビリは機能回復を目指すための強力な選択肢です。保険適用のリハビリとは異なり、自由度が高く、専門的なケアが受けられる反面、料金や違法なリハビリに対する注意も必要です。また、医師の指示のもとで行われるリハビリであれば、医療費控除の対象となる可能性もあるため、積極的に確認・申請しましょう。自分に合った信頼できる自費リハビリ施設を見つけ、日常生活の質を向上させるための第一歩を踏み出しましょう。

ピタリハでは全ての施設を理学療法士が直接訪問し、施設の雰囲気やセラピストの人柄、導入機器の体験、リハビリの体験などを受けた上で取材を行い、よりリアルな情報を配信しています。

筆者:シュポーン株式会社 理学療法士 足立知子・理学療法士 堺裕太

監修: