リハビリについては、鍼と電気による刺激、そして川平法と呼ばれる麻痺の回復を目指す手技を組み合わせて提供されています。よく聞いてみると、当時学んでいた分野だけでは利用者さんの希望に応えきれなかった、という経験もあって川平法も取り入れることにしたのだそう。そうした経験も杉山先生の優しさを形作っているひとつなのだと感じます。従来の考え方に固執することなく良いと思うものは柔軟に活用していく姿勢にも、勇気をもらえそうです。
施設のPRポイント
①ただ緩めるだけじゃない!鍼施術
こちらでは、日本でよく用いられているものよりも少し太くて長めの中国鍼を使用することが多いそう。
それによって脳(感覚を司る部分)への刺激量をより増やすことが可能になり、リラクセーション目的よりも麻痺に対するアプローチに主眼をおいた施術となっています。硬く縮こまってしまった筋肉を緩めるためにあえて細い鍼を使い分けたり、太い鍼を使用しても深さによって刺激量をコントロールしたりすることが可能で、症状やその時の状態、痛みの感じ方などの個人差に合わせる技術には、絶対の自信があるとのこと。
筆者も今回はじめて鍼を経験させてもらいました(腕に2箇所)。刺す瞬間ほんの少しチクっとする程度で、刺さっている状態では痛みを感じません。そこから少し深く入れてもらうときに、ズンと筋肉の奥のほうに響く感じがあります。電気を流してもらうと、そのリズムに合わせて指が勝手に動きます。実際に動いているのが目に見えるので、どこに刺激が入っているのかがわかり、その後の運動にもつながりやすいのではないかと思います。筆者の場合は終わってからも10分程度は、打ってもらったところになんとなく感覚が残っていました。
②東海圏の自費リハで唯一※ “川平法”
※本施設調べ
川平法は促通反復療法ともよばれ、何度も何度も繰り返し同じ動きを行うことによって、損傷した神経細胞の周囲が補う力(可塑性)を活用して麻痺の回復を目指すものです。
杉山先生は、もともと姿勢のコントロールや身体全体の動かしやすさの改善に重きをおいた手技を中心に提供していたそうですが、「動かない手を動かせるようになりたい」「麻痺そのものをよくしたい」という利用者さんとの出会いをきっかけに、川平法も取り入れることに。身体機能の捉え方が異なる手技であっても、それを批判するのは僕はちょっと違うと思うんです、と話す杉山先生。利用される方の希望や、身体面・生活面での課題を把握したうえで、どちらのメリットも活かせるようハイブリッドなリハビリメニューを提供されています。
川平法を一部体験させていただき、(言われなければ気づかない程細かいところまで)反復練習をするための姿勢の準備や手の置き方ひとつひとつにも、ハイブリッドであるがゆえの工夫がなされていることがわかりました。
③コミュニケーションに絶対の自信
「セラピストは皆さんコミュニケーション能力が高い方が多いけれど、その中でも僕たちは一人一人のキャラクターを押し出しています」。
その言葉どおり、鍼 初体験の筆者が少しビビっているところや、施設内の器具をつけてはしゃいでいるのをにこやかに見守り、皆さんで盛り上げてくれました。
優しい、楽しい、フランクな面だけではないのはもちろんのこと。深いところにある課題や希望を明確にするには、やはり利用される方との密なコミュニケーションが欠かせません。ときにはご本人だけでなく、担当のケアマネジャーや医療職との連携が必要になることも。利用者さんにとって必要なことなら、少しでも良くなってもらえるならいくらでも、と爽やかな笑顔で熱く言い切っておられて、何か挑戦したいと思ったとき心強い味方になってもらえそうだと感じました。
サービスについて詳しく見る
伊藤さん(発症から3年)
一人で起き上がれるようになりました!
ハートメディカルグループ内の接骨院さんから、専門性が高いとこちらを紹介して頂き通院しました。
ハート脳梗塞リハビリ・ラボでのリハビリのおかげで、寝返りや起き上がりができるようになり、2年ぶりに立って一歩を踏み出すことができました。
ここでは、寝返りから起き上がる際も、椅子から立ち上がる際も、足の位置、頭の位置、手の使い方など細かく何回も教えてくれます。
リハビリに悩んでいる方は、ぜひ一度この施設を体験してみてください。
近藤さん(発症から4ヶ月)
装具を使わず歩けるようになりました!
病院でのリハビリを行い「これ以上良くならない」と言われ希望を見失っていました。
しかし、ハート脳梗塞リハビリ・ラボでのリハビリにより身体が軽く感じ、リハビリ開始から2ヶ月で装具なしで歩行可能になりました。
その他にも手足の動きが改善し、一人で帰宅もできるようになり現在では毎日のリハビリが楽しみになっています。
同じような境遇の方々にはオススメなリハビリ施設です。
西田さん(発症から7ヶ月)
箸でご飯が食べられるようになりました!
退院してからは1ヶ月間、デイサービスのリハビリで様子をみましたが、手のリハビリをしてもらうことは少なく、自分で自転車マシーンを使った運動などが多かったです。
私はまだ自分の手に希望を持っていたため、なんとかしたいと思っていました。
そんな時知人にハート脳梗塞リハビリ・ラボを知人に紹介してもらいリハビリを受けましたが現在では、箸でご飯がたべられるようになりました。
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料金プラン
¥0
(1回120分)(税込)
初めての方はまずこちら。
お一人一回限定のお試しコースです。
¥330,000
(1回120分)(税込)
一番人気のコースです。
¥25,300
(1回120分)(税込)
定期的に通うのが難しい方、
メンテナンスとして利用される方へ。
HPの料金プランを見る
この他にも、県外からご利用される方のための宿泊型短期コースもあるそうなので、よければチェックしてみてください。
施設情報
施設名 | ハート脳梗塞リハビリ・ラボ |
定休日 | 木・日(営業カレンダーを見る) |
所在 | 愛知県名古屋市丸の内2-18-15(地図を開く) |
最寄り駅 | 桜通線丸の内駅(100m) |
駐車場 | なし(施設向かいにコインパーキング) |
バリアフリー対応 | あり |
支払い方法 | 現金、クレジットカード |
WEBサイト | https://rehabili-lab.jp/ |
電話番号 |
その他施設特徴
個室 | あり(鍼スペース) |
スタッフ数 | 3名 |
返金制度 | あり |
歩行スペース | あり(約10m) |
ロボット | あり(手指運動補助ロボット:まいリハ) |
認定・専門療法士 | なし |
民間資格 | あり(JBITA公認ボバース成人片麻痺基礎講習会修了、川平法 入門編講習会修了) |
営業カレンダー
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
9:00 | 9:00 – 18:00 | 9:00 – 18:00 | 休 | 9:00 – 18:00 | 9:00 – 18:00 | 休 |
初回ご利用までの流れ
①お問い合わせ
ホームページの問い合わせフォーム、お電話にて初回お試しコースをお申し込みください。
②ご予約
体験の希望日やお身体のことを伺い、日程調整を行います。
③体験
ヒアリング、治療プログラム、自宅でのトレーニングご提案、改善計画立案まで行います。
※ご利用に関するお問い合わせは、施設へ直接お願いいたします。